海外FX業者とロールオーバー時刻

ロールオーバーとは?

・ポジションを翌日に持ち越すこと

FX(外国為替証拠金取引、外国為替保証金取引)でのロールオーバーとはドル円に限らず特定の為替でポジションを保有している際に24時間を境に次の日の取引へと繰り越すことです。

このような当たり前のように見えることですが、FX初心者のためのFX用語集などで最初の方に名前がみられます。
これになぜこのように名前がついているのかというと、実はFX取引規制みたいなものがあるからです。

外国為替市場でFX取引業者は決済期限があり、通常2営業日に必ず決済を行わなければならないルールがあります。

しかしロングポジションをするFXトレーダーにとってこれでは非常に都合が悪いため、このロールオーバーという制度ができ、今では当たり前のこととしてFX業界に浸透しているわけなのです。

・スワップが発生する

このロールオーバーはスワップ金利派にはとても重要な意味を持ち、なぜかというとこの時点よりスワップポイントが発生するからです。

スワップ派とはスワップ運用によって資金を稼ぐ方法を指します。
スワップポイントとは日本語でいうと金利差調整分となり、どのような通貨ペアでもニ国間の金利差によって得られる利益のことです。

トルコリラのような高金利の通貨を買った場合そのぶんの利益がもらえるということになります。

つまりスワップ金利狙いで儲けるという戦略です。反対にユーロのような円よりもさらに金利が低い通貨を買った場合マイナススワップポイントが発生します。

このスワップポイントはドルでも豪ドルでも、JPY関連通貨ペアであろうとなかろうと発生するのですが、最近ではこのスワップ運用の代表的な通貨としてトルコリラがスワップ取引市場で有名です。

トルコリラはトルコの通過で、現在通貨としての価値は下がり続けています。今が底値というわけではないのですが、2017年1月現在、1トルコリラ通貨あたり30円で推移していて過去の最安値の水準です。

しかし人気の通貨取引としてよくトレードしたい資金投資先のFX通貨として注目を集めています。この通貨のどこが魅力なのでしょうか?

この通貨のすごいところは政策金利で2017年1月現在で8.0%という超高金利通貨であることです。
この政策金利というものは通貨ごとに変わってきます。

厳密には政策金利と銀行の市場金利にはおおきな差があるのですが、つまり100万円を銀行に預けたら年間で8万円のプラス、つまり自動的に108万になります。
日本の政策金利が0.1%になるのに対し、大きな違いです。例えば0.1%で計算したとしても年間で1000円しかプラスにならないのです。

トルコの金融庁側は不況の中もっと顧客が欲しいと考えているのです。
このような背景からスワップ市場で有名なスワップ通貨になっています。

このように大変魅力のあるスワップ取引ですが、このロールオーバーがスワップポイントのトリガーとなります。

・ロールオーバーが起こる時間

そのような理由から、スワップ派はロールオーバーが起こる時間について注意を払わなくてはなりません。
そのロールオーバーが起こる時間ですが基本的にはアメリカの時間が基準となります。

・夏時間と冬時間の違い

そしてロールオーバーには夏時間と冬時間というものがあります。
夏時間(サマータイム)とは欧米を中心として広く取り入れられている制度で、夏の時間のみ1時間進めたタイムスケジュールで物事を進めていく方法です。

国内業者ではあまり一般的ではありませんが向こうでは当たり前に行われていることです。
もちろんそれは金融機関やFX業界にも当てはめることができます。

大きく分けて米国サマータイムと欧州サマータイムがあります。
ヨーロッパ市場ではもちろん欧州サマータイム、アメリカ市場では米国サマータイムが適応されます。

そのためロールオーバーは夏と冬で時間が異なってくることになります。

つまり米国標準時間の適用期間中は
火曜日から土曜日のAM6:55 – AM7:05、

米国サマータイムの適用期間中は
火曜日から土曜日のAM 5:55 – AM 6:05、

土曜日のAM5:55 – 正午に行われます。

ここで注意しなければならないのはオーバーロールが起こるのは営業日だということです。
もし取引日が水曜日だとしたらロールオーバーを得て決済日は金曜日となります。

そして日曜日は営業日ではないため、例えば金曜日に取引をした場合決済日は月曜日となります。
ここもしっかりと注意して見なくてはなりません。

さらに国内FX各社でも同じことが言えますが、年末年始は街の全ての経済活動がストップするように、FX会社や市場自体がストップしがちで売買が難しくなります。

どの日が休みでそうでないかというのは業社ごとに違ってくるのですが、その期間全く営業しないという企業は珍しいので、自分の開設したFX口座の会社や資金取引市場がどのようなルールに従っているかしっかり情報を確認しておきましょう。

ロールオーバーのメリット

上でも述べた通り、自動的にポジションが繰り越されるため、投資家にとって非常に戦略的に資金の移動ができ、長期的な取引が可能となります。

その結果として好きな時間に取引ができるようになり、FXの取引により集中できる点がメリットとなります。
このようなことは自然に行われているため、当たり前のこととして捉えがちですが、実はこれらの点はロールオーバーがあるおかげでできているメリットなのです。

ロールオーバーのデメリット

反対にロールオーバーがあるために起こるデメリット、リスクもあります。

このロールオーバーをやってくれているのは他でもないFX会社であり、その分の税金ならぬ手数料は当然出るわけです。直接ロールオーバー代として請求されるわけではありませんが、金利から引かれていると考えるべきでしょう。

またメリットともデメリットとも取れるのですがロールオーバーには値洗いという概念が関わってきます。
これもFX用語解説集や為替用語集などに頻繁にでてくるのですが、基本的に値洗いというものはレートを今現在の為替レートで評価しなおすことを指します。

なので使っているFX業者サイトのFX取引ログイン画面やFX取引プラットフォームで再度読み込みした時に新しい値段が表示されますが、あれが本来の意味での値洗いです。

しかしこのロールオーバー時の値洗いというのは、そのポジションが毎日精算されるかどうかということになります。
値洗いなしのFX業者の場合は元の建値はそのままとなり、為替差益や評価損益も毎日蓄積されていきます。

しかし値洗い有りのロールオーバーを採用している場合、毎日ロールオーバー時のレートで資産が評価され残高金額がリセットとなります。

これはどちらがいいかは好みが分かれますが、取引業者によって変わってきますので、しっかりと口座開設の際にはどちらか確認しましょう。
ロールオーバーのシステムを理解する上で重要な用語となります。

ロールオーバーについてまとめ

ロールオーバーは初心者の方はデモ口座から始めるのが一般的ですが、デモ口座で取引していても気づきにくいシステムです。

このように普段当たり前のようにFXを行っていたら気づかないロールオーバーですが、特にスワップ運用派の方にとっては意外に重要な概念となってきます。
そうでない方もこの際に今一度ロールオーバーのメリットを知って、またはデメリットを知ってFX取引の参考にしてみてください。

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