海外FX口座をドル建てで開設するメリット・デメリット

海外FXドル建て

海外FX口座を開設する場合、円建てやドル建て、ユーロ建てなど、いずれかの基本通貨を選択しなくてはいけません。

通常日本人トレーダーは、なじみの深い円を用いる『円建て』の口座を選択することが多いですが、ドル建てにはドル建てのメリットがあるので、中には「ドル建て口座を開設したほうがメリットがある」という方もいらっしゃるかもしれません。

そこでこの記事では、海外FX口座をドル建てで開設するメリットなどを徹底解説していきます。

ノミ太
あえてドル建てを選ぶには理由があるんだね。
海外FXキラー
円建てと比べて、自分なりに判断してみてくださいね。

 

■ドル建て口座のメリット

あまり私達日本人には馴染みのないように感じるドル建て口座ですが、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

①利用可能な海外FX業者が多い

基本的に、日本人FXトレーダーは円建て取引口座を開設する事が多いですが、実は海外FX業者の中には、円建て口座を開設する事が不可能な業者も存在します。

その反面、ドル建て口座はほとんどの海外FX業者が取り扱っているので、「お目当ての業者がドル建てしか開設できなかった」というケースもあります。

また、複数のFX口座を開設すれば資金管理をしやすくなるメリットもありますので、この場合も多くの業者が採用しているドル建て口座の方が、開設しやすく有利といえます。

②円安時にお得

ドル建て口座は、入金時と出金時に為替相場の影響を受けます。

そのため、入金時のドル円レートよりも出金時にレートが円安になっていた場合は為替利益が発生するのです。

例としまして、ドル円が100円の時に10万円を入金し、出金時にドル円が円安となっていて110円となっていれば、出金額は11万円となり1万円の為替利益が発生します。

しかし逆に、入金時より出金時のほうが、為替レートが円高となっていた場合は為替損益が出てしまうので、メリット一辺倒ではない点に注意です。

■ドル建てのデメリット

①日本での出金は両替手数料がかかる

ドル建て口座の資金を日本の口座に出金する場合、両替手数料がかかってきます。

後ほど国内銀行の為替手数料を後述させて頂きますが、両替手数料は出金金額が大きいほど多額となりますので、出金額に対してどの程度両替手数料がかかるのかは、ある程度把握しておいたほうがいいでしょう。

また、出金先の銀行によって両替手数料は変わってきますので、海外FXのドル建て口座開設時には、両替手数料の安い銀行口座を出金先用に作っておくと便利です。

②ドル建て口座はスプレッドに加えて両替代で損をする

ドル建て口座はメリットもありますが、「両替代」という大きなデメリットもあります。

また、FX取引を行なう場合スプレッドも発生してきますので、ドル建て口座はスプレッドと両替代の両方で損をすることになります。

そう考えた場合何か大きな理由が無い限りは、日本に住んでいて海外FX業者を利用しているならば円口座を利用したほうが得策といえるかもしれません。

■国内銀行の為替手数料一覧

ドル建て口座から日本国内銀行に出金を行った場合、どの程度の為替手数料が発生するのかご紹介していきます。

銀行名と 1通貨あたりの為替手数料

三菱東京UFJ銀行 1円
みずほ銀行 1円
三井住友銀行 1円
ソニー銀行 15銭
楽天銀行 25銭

上記の表を見ていただくと分かるとおり、銀行によって為替手数料は変化してきます。

少しでも為替手数料を抑えるためにも、ドル建て口座の出金時には各銀行為替手数料の下調べを行なうことを推奨します。

■ドル建て口座が向いている人

ドル建て口座は必要以上にコストがかかるイメージが強いため、どうしてもマイナスイメージを抱かれやすいです。

では逆に、ドル建て口座はどのような人に向いているのかをご紹介していきます。

①日本以外に住んでいる

ドル建て口座の最も大きいデメリットは、日本の銀行口座へ出金する際の為替手数料が多額という点です。

そのため、日本に住んでいる方にとってはどうしてもドル建て口座は開設しにくくなっていまうのです。

しかし、日本以外に住んでいれば為替手数料も発生しなくなるので、問題なく出金も行なえるようになります。

すると、ドル建て口座しか取り扱っていない業者の口座も開設しやすくなるので、日本以外に住んでいる方にはドル建て口座は開設しやすいといえます。

②優秀な海外FX会社を見つけやすい

ドル建て口座はほとんどの海外FX会社が取り扱っています。

そのため、好条件な取引環境を提供している会社を見つけやすいです。

「より取引環境のいい海外FX会社の口座を開設したい」という方にとっては、ドル建て口座は向いているといえるでしょう。

■ドル円レートを見極める

円建て口座と違い、ドル建て口座はドル円レートの影響を受けますので場合によっては大きな為替益が発生する可能性があります。

そのため、勿論相場というのは簡単に読めるものではないですが、できればドル建て口座は相場が長期的な円安トレンドを描いていきそうなときに開設、入金を行なうことが理想的です。

■表示や利益管理もドルになる

ドル建て口座を開設した場合、その後MT4などのプラットフォームや、利益管理画面、計算などの表記が全てドル表記となります。

これは日本人がドル建て口座を懸念する理由の一つともなっていますが、ドル表記になると慣れるまでに時間がかかるので注意が必要です。

「全てがドル表記になるのは厳しい」という方は円建てを開設することをおすすめします。

■長期的に取引を行なうならばドル建て口座もあり

ファンダメンタル分析で長期的な取引を行なう場合は、ドル建て口座を利用するのもありです。

ドル建て口座のデメリットは「為替手数料」ですので、しばらく口座資金を出金する予定のない長期的な取引ならばそのデメリットの影響も軽減されます。

また、ドル円レートが円安方向へ長期的に移行すると予想するならば、為替手数料よりも為替利益の方が上回る可能性もあるので、長期的取引同様、大口取引を行なう場合もドル建て口座を利用するのはありでしょう。

■ドル建て口座の確定申告

海外FXで一定以上の収入を得ている場合、しっかりと確定申告を行なわなければ追徴課税などのペナルティを課せられることとなります。

しかし、ドル建て口座の確定申告は円建て口座のように簡単にはいきません。

なぜならば、円建て口座は表記も計算も全てドルですのでこれらすべてを取引時のレートで円に換算して申告を行なわなくてはいけないのです。

これらを地道に計算していては時間がどれだけあっても足りません。

ですので、ドル建て口座の確定申告には専用のソフトを利用するようにしましょう。

最近では、有料のものでなくともフリーソフトで十分なクオリティとなっていますのでおすすめです。

■ドル建て口座と円口座

日本人トレーダーが海外FXの口座を開設する場合、基本通貨はほとんどの方がドル建てか円建てを選択します。

円建て口座は表記や計算も円ですので見やすく、両替手数料などもかかることはありません。

ドル建て口座は両替手数料がかかってしまいますが、ほとんどの海外FX業者を利用する事が可能となります。

また、為替レート次第では大きな為替利益を得ることができる可能性もあり、大口取引や長期取引を行なう予定の方はドル建て口座を利用することにより、大きなメリットを得ることができるかもしれません。

ドル建て口座にはいい点・悪い点がありますので、基本通貨を選択する際には自身が行なう取引法などを考慮し、決定することをおすすめします。

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