海外FX業者のサーバー品質

海外FXの口座開設を行う場合、選択する条件としましてレバレッジやスプレッドの狭さなどに目がいきがちですが、サーバーの品質もFX取引を行なうにあたって非常に重要となります。

サーバーの品質が悪いと、取引を行なっていく上で様々な悪影響を及ぼし、スリッページなどが起こる原因にもなりえるのです。
そこでこの記事では、サーバーの品質が及ぼす影響の大きさや、遅延の改善策などの情報を徹底解説していきます。

・海外FX業者サーバーのトレードへの影響

よくFX会社は「約定力が大事」と言われますが、サーバーの重要性もそれに似ています。
サーバーの品質は約定速度に影響を及ぼすため、品質が高ければ約定スピードが早くなり、品質が悪ければその分約定スピードも下がります。

また、サーバーが安定していなければ取引中にシステムエラーを起こしてしまう可能性もあり、一瞬の決断が重要となるFX取引では致命的損失を生んでしまうことも考えられます。
サーバーの品質や安定度は、FXトレードを円滑に行なうにあたって非常に大事なのです。

・スリッページの発生率

スリッページはトレーダーにとって有益に働くケースもあるものの、ほとんどが求めている価格と逆行するため、トレーダーとしてはあまり望ましくない現象といえるでしょう。

そんなスリッページが発生する原因としまして、サーバーの品質は大きく関わってきます。
サーバーの品質が高ければその分約定スピードが上がり、スリッページも発生しづらい環境となるのです。

海外FX取引を行なう場合、トレーダーが注文をFXブローカーに発注し、サーバーを通じてカバー先の金融機関に流されます。
その、カバー先の金融機関に届くまでの時間はサーバーの品質により上下してくるため、結果的にサーバーの品質によって約定速度や約定率が変化し、スリッページの発生率も変わってくるのです。

また、注文処理に関わる3つのサーバー同士の距離は、約定スピードや通信速度に直結し、距離が近ければ近いほど早くなります。
日本人トレーダーが海外FX業者を利用する場合、日本のPCから発注を行なうケースがほとんどなため、どうしても遅延が生まれてしまうのです。

・海外FX業者のサーバー速度を知る方法

では、実際に業者のサーバー速度を知るためにはどうすればいいのでしょうか?

それは、ほとんどの海外FX業者が採用しているであろう取引プラットフォーム、「MT4(メタトレーダー)」を使うことで計測を行なうことができます。

サーバー速度は以下の手順で計っていきましょう。

『速度計測手順』

①MT4を開く
PCにてMT4を開き、右下の「接続状況」をクリックしましょう。

②レイテンシー(遅延速度)の確認
サーバーごとのレイテンシー(遅延速度)が表示されるので数値を確認します。
レイテンシーとは、転送要求を出し実際にデータが送信されるまでに生じる通信の遅延時間の事を指しており、数値が小さいほどサーバーが早いこととなります。
また、数値は「○○ms」と表示されますが、「ms」とは「ミリ秒」のことであり、「1秒=1,000ミリ秒」として表示されています。

当然ながら、数値が小さいほどスリッページの発生率が低くなり、自分が求めている価格で注文を約定させる事ができる可能性が高くなります。
使っている業者があまりにもスリッページが発生したり、約定率が低かったりする場合は、サーバー速度を計測し、結果云々では業者の変更を検討することをおすすめします。

・ある程度の遅延はどうしても発生してしまう

サーバーの品質などで遅延の頻度は前後しますが、FX取引を行なう上で遅延はどうしても発生してしまう現象といえます。

また、スリッページも同様であり国内FX業者ほどではありませんが、海外FX業者を利用していたとしても、多少なりスリッページは発生してしまうのです。
勿論、そのような現象が起きないよう最善の策を施すことはFX取引を行なうにあたって重要となりますが、ある程度仕方ない部分は納得した上でトレーをなっていく必要があります。

・遅延をなるべく減らす方法

この項目では、遅延を減らすための方法をご紹介していきます。

①VPSの利用

VPSとは、簡単に言うと「レンタルサーバー(仮想サーバー)」のことであり、自宅にいながら海外のサーバーにアクセスする事が可能となるので、サーバーとの距離が近くなることによって速度が速くなるメリットがあるのです。

そもそも、約定スピードが遅くなるのはトレーダーのPCと、海外ブローカーやインター市場のサーバーとの距離が遠い事が問題であり、海外ブローカーが用意するVPSを利用すれば海外で注文を行なうのと同様の効果を得られるので、結果的に約200ミリ秒~300ミリ秒のレイテンシー(遅延速度)が短縮可能となります。

しかし、VPSを利用する場合注意点も存在します。
それは、あくまで海外ブローカーが用意するVPSであるからこそレイテンシーの短縮が行なえるのであって、日本のVPS業者が提供しているVPSサービスでは海外ブローカーのサーバーとの距離が縮まるわけではないという点です。

そのため、VPSの導入を検討される際には、どの業者が提供しているサーバーなのかしっかりと確認を行なう必要があります。
また、海外FX業者の中には無料VSPを提供している業者もあるのでおすすめです。

②ECNの利用

ダウンロード型ではなくログイン型という条件がありますが、ECNプラットフォームのサーバーは海外FX業者とほとんど同じ位置に設置されているので、VPSと同様に距離によるレイテンシーがほぼ解消された状態で取引を行なう事が可能となります。

ECN口座を利用する方に推奨できる遅延対策方法です。

③MT4ウェブトレーダーの利用

FXトレーダーの中には、「ECN以外プラットフォームを利用したい」という方もいらっしゃるでしょう。

そのような方には、「MT4ウェブトレーダー」を利用することをおすすめします。

MT4ウェブトレーダーはPCなどの端末にダウンロードして利用する以外にも、ブラウザ上からID/PASSでログインして取引を行なうことも可能です。
そのため、ECNプラットフォームと同様自社のサーバー上で管理しているMT4ウェブトレーダーならば、サーバーの距離的なレイテンシーが解消されることとなります。

・サーバーが「NY4」データセンターにあるFX業者を利用

「NY4」とはエクイニクス社のデータセンターであり、ブローカーが注文を流すカバー先の金融機関など、多くのサーバーが置いてあるデータセンターとなっています。

そのため、もし海外業者のサーバーがNY4にあるとすれば、カバー先のLPと同じデータセンター内で通信し合うこととなっているので、サーバーの距離的なレイテンシーはほとんどない状態で取引を行なうことが可能となるのです。

・細部にこだわる事が勝率に繋がる

FX取引を行なう上で、サーバーの品質の影響は目に見えづらい分把握も難しいです。

そのため、中にはあまり気にせずに取引を行なっている方も多いでしょう。

しかし、FXを行なう上でサーバーの品質よる影響は、スリッページの発生率や約定スピードの低下などでほぼ受けてしまい、その影響はそのまま勝率の低下にも繋がります。

ですので、サーバーの品質を向上させるということは、高い勝率を維持する上で非常に重要となるのです。

元々NDD方式はリクオートが発生しないため、海外FXでは高い約定力のもとFX取引を行なう事が可能となっていますが、遅延やスリッページなどの現象を防ぐ対策を施すことにより、更なる良好な環境でFXトレードを行なっていく事ができるのです。

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