海外FXの固定スプレッド口座

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固定スプレッドとは?

固定スプレッドの話に入る前にスプレッド自体についておさらいしておきましょう。

国内FX業者と同様、海外FX口座開設の際には最大レバレッジ、日本語対応サポートの有無、入金、出金方法や、信託保全をしているかどうか、最低入金額、詐欺業者を見分ける金融ライセンスを取得しているかどうかなど、注意すべきポイントがいくつかあります。

スプレッドはFX口座開設の際に注目すべきポイントの一つで、株取引などでも共通して起こるものです。
さて、スプレッドとはもともと何かというと、ある注文をしてから実際に注文されるまでに変化した通貨量に対する損失分の支払いのことになります。

実はFX為替取引では注文ボタンを押したからと行ってその瞬間注文が決まるわけではなく、実際に注文が決まるためにはその後裏でいくつもの処理をしているのです。
そして本当に注文が決まるまでにはその為替の値が表示されていたものと若干変わってきます。

これが本来のスプレッドの正体で、今では取引手数料と同じような役割を果たしています。
つまり取引手数料往復が無料と書かれてあっても、スプレッドでトレードコストはかかってきます。

このようなことから約定力、約定スピードにも大きく関わってきます。
その意味でもFXトレーダーは業者選びの際にスプレットの狭さというのは非常に大切な要素となってきます。

国内業者の国内FX口座と比べて海外FX会社はスプレットが一般に狭いとされています。

またFX通貨ペアごとにスプレッドは全く異なってきます。
これは流動性リスクの話に関わってきます。
流動性とはその通貨の取引が活発かどうかを示すものです。つまり流動性が高い通貨とは取引が活発に行われ、売買が容易な通貨と評価することができます。

反対に流動性が低いとはその通貨あたりの絶対数、取引量が少なく、売買がしにくい通貨となります。そして流動性リスクについてですが、これによって取引がしたいときに取引ができないというリスクが高まってきます。

これは約定力、約定スピードやスリッページに関わってくるのですが、ユーロ円、豪ドル円、米ドル円などの主要通貨ペアでの取引はメジャーな通貨で、それ以外の通貨はマイナー通貨と呼ばれます。
例えばスワップ運用で人気となっているトルコリラの場合それを通り超してエキゾチック通貨に分類されます。

このように流動性リスクが高いと表示された値段で売買することが難しくなってしまうので、流動性の低い通貨はスキャルピングなどの手法とは相性が悪いといえるでしょう。

例えば2015年1月15日に起きたスイス中央銀行のスイス国立銀行が行ってきた無制限為替介入を突然撤廃したことによるユーロスイス通貨の急変動、大暴落を指す「スイスフランショック」。

ここでスイスは流動性が低い通貨であったためFX口座に資金を持っていた多くの投資家がダメージを受けました。
このようにトルコリラやスイスフランのような通貨は流動性の影響も受け概してスプレッドも広くなってくるといえます。

・スプレッドが一律

さて、スプレッドにはさらにいろいろな種類があり、固定スプレッドを採用しているFX企業では一度企業が提示したスプレッドが変えられずにそのままずーと続いていきます。

・変動スプレッドに比べると高め

一方変動スプレッドはスプレッドレートが常に変化していく取引システムになります。
他にもリアルタイムスプレッドというものがあります。

リアルタイムスプレッドはその名の通りリアルタイムでスプレッドが変わっていくため、FXトレードの間、時事刻々とスプレッドが広くなったり狭くなったりします。
つまり取引コストが常に変わるということになります。

平等な制度と捉えることもできますが、毎回スプレッドが変わってしまっては結果としてどのくらいの手数料がかかるのかが平均値を出さない限り見えてこないという欠点があります。
中にはキャンペーンなどのFXサービスが行われて、その期間だけ特定の通貨だけスプレットが低くなるということもあります。

どちらが高いのかと言われれば基本的には固定スプレッドの方が全体的に高めと言えます。

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固定スプレッドのメリット

・損益までのラインが常に一定

固定スプレッドの最大のメリットは市場がどのような大幅な値動きをしても、一定のスプレッドなので、損失、利益予想が正確に出しやすく、資産運用としてのFXがより容易となります。
さらに相場変動に加えてスプレッドの変動も考えなくてはいけないとなると一つ負担が増えることになり、純粋にFXトレードに集中することを妨害してしまいます。

このような変動スプレッドの欠点をカバーしているのが固定スプレッドと言えるでしょう。

固定スプレッドのデメリット

・重要指標発表時のトレードには向かない

そしてどのような状況においてもスプレットが動かないということは、情報から大きく値動きするところを狙う取引スタイル、つまりファンダメンタルズ分析などを駆使する 取引方法と固定スプレッドは相性が悪いのです。

なぜならばスプレットは表示価格と実際の購入金額の変動の「ズレ」なので、大きく上がったり、下がったりした場合はFX取引でその表示価格よりもさらに儲けることができるからです。

・リクオートの可能性

また固定スプレッドではリクオートによる不利益を被る可能性があります。

リクオートとは約定拒否のことです。
いくらスプレッドが固定出会っても、FXブローカーがリクオートをしたら、いくらスプレッドが固定でも意味がありません。

固定スプレッド口座がある海外FX業者

ここで固定スプレッドの取引口座種類がある海外FX業者を紹介します。

FBS: マイクロ口座、ゼロ・スプレッド口座
IronFX(アイロンFX): 固定ライブスプレッドマイクロ口座、固定ライブスプレッドプレミアム口座、固定ライブスプレッドVIP口座、固定ゼロフィックスドスプレッド口座
iFOREX(アイフォレックス): スタンダード口座

などが海外FXではメジャーどころでしょう。
こう見るとかなり少なく、今は変動が主流であることがみてとれます。

まとめ

比較結論を言うと、FX通貨取引を資産運用と考えて、ロングポジションをとりながら計画的に取引を進めて行くタイプならば固定スプレッドがいいでしょう。

逆にロングポジション派ではなく、スキャルピング手法で、取引システムなどを駆使して素早くバシバシ稼がれる方は、取引方法としては変動制やリアルタイムスプレッドの方がお得と言えます。

国内FX会社と比べて、海外FXの場合、STP口座でのSTP取引、ECN口座でのECN取引などのコンピューターによる通貨売買決定が普通で、そのような取引環境から約定スピードも速いのでそこまでスプレッドに大きな差は出てきませんが、それでもまだまだスプレッドはFX取引を進めて行く上で非常に重要です。

またこのスプレッドですが注意点としてデモ口座と通常口座ではスプレッドが違う場合があるので注意しましょう。

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