海外FXに役立つ「海外銀行口座」の開設体験談

海外銀行口座

もくじ

■日本在住者の海外FXトレーダーの基本的な入出金方法

海外FXにて既にトレードをされている皆様、またはこれからお取引を始めようという皆様、FX口座への「資金入出金法」はどのような手段をお使いまたはこれから使うご予定でしょうか?

おそらく日本在住にて海外FXトレードを行っておられる方のほとんどは、クレジットカード入金や、日本国内の銀行口座からの送金、という方法が最もオーソドックスな手段としてお使いだと思います。

しかしこれらの方法は、開始時期は問題ありませが、海外FXにて長期的に取引を行っていく事を想定した場合、将来的にデメリットがあります。

1. ご自身のクレジットカードを使用

これは、ご自身のクレジットカードの番号を登録することで入金の場合は送金、また出金時は、カードの「マイナス処理」を行うことでご自身がご登録されているクレジットカードを経由しカードの登録銀行口座で資金を受け取る方法ですが、そもそもこの方法は、ご自身のカードの限度額がそこそこ大きな金額をお持ちの方であれば問題ありませんが、カードの限度額がFXの取引額を下回っていると資金を受け取る決済手段としては「役不足」となります。

2. ご自身名義の日本銀行口座を使っての送受金

次に海外送金にてご自身の日本口座から海外送金、出金の場合は海外FX口座から自身の日本の口座へ送金して受領する方法です。

これは頻繁に行うと毎回の送金手数料もバカにならず、かつビジネス目的でない個人資産、自分名義から自分名義への海外送金を頻繁に日本の銀行口座への送金を繰り返すことはマネロンを疑われたり、税金対策を疑われ、銀行の担当者からあれこれ面倒なことを聞かれる機会が増えてきます。

つまりFXでの取引高が上がっていけばいくほど、長期的にみて「利便性が高い手段」とは言い難くなります。

そこで今回は、海外FXでの新たな「入出金方法」の1つとして、「海外銀行の口座開設」について、海外在住の筆者がその手順・開設方法などを自身の体験を交え、皆様に解説させていただきます。

■海外銀行口座の3つのメリット

そもそも日本在住の皆さまが海外の銀行口座の開設などをして、果たしてどんなメリットがあるのか?とそのメリットにピンと来られない方も多くおられることでしょう。

そこで海外で銀行口座を開くメリットを以下にまとめてみました。

メリット1. 金利が日本の銀行とは比べものにならない

日本は政治情勢により経済状況が著しく変わることが少なく、世界でも随一といわれるぐらい経済的に安定している国ですが、日本の銀行の普通口座へお金を1年預けていてもその金利はスズメの涙ほどしかありません。

しかし世界の銀行は全く事情が違います。

諸外国は「資産を保有」し、その1年の金利だけで生活をしている人が多くいるほどお金を銀行に預けることの概念が日本と全く違います。

ただぼーっと日本の銀行口座でお金を眠らせておくよりは、海外の適正な銀行口座へ資金を保有する方が、金利の増え方が全く違います。

メリット2. 海外FXトレードに使う資金を都度送金、両替を繰り返す必要がない

メリット3. 外貨は外貨のまま保有できる

この2,3の点は、一部重なる部分があります。

2は、海外FXのトレードの為に、日本→海外FX用のアカウントへ着金→海外FXのトレード、そして配当が出て資金を日本で受け取りたい場合、海外FXアカウントから出金→日本のご自身のクレジットカードまたは銀行口座へ送金…とこのようなある種、大変面倒とも思えるやり取りを繰り返し行うことになります。

これはあくまで皆様が「日本円」をメインに取引や資産保有をすることを念頭に置いているためこういったやり取りが必要になるだけでして、海外FXで使う資金、出金をすべてご自身が開設される海外の銀行口座、例えばUS$建てで資金を保有しておけば、上記のやり取りのサイクルがすべて割愛できます。

日本円を基準に考えるのではなく、「外貨を外貨のまま資産保有する」この考え方であれば、トレードのために都度日本円に交換する為替手数料、送金手数料が全てかからず、かつトレードに使う資金のチャージも円滑に行う事ができます。

■日本人でも海外銀行口座開設は可能か?

実は近年では海外金融機関事情がひと昔前とうって変わり、非居住者の銀行口座開設は年々難しくなってきております。

それはかのNYで起こった9.11、イスラム過激派による事件など一連のこういったテロ事件が影響を与えていることは間違いありません。

しかし、日本人は世界各国で「安全な国籍を保有する人」という認識が未だその信頼は絶大のため、非居住者でも日本円をとにかく欲している金融機関は多く存在している事も事実です。

ゆえに銀行口座開設をする国さえ選べば現実的には十分可能と言えます。

・日本にながら開設可能か?

これもひと昔前であれば、日本にいながらにして遠隔操作で銀行口座開設の手続きも不可能ではなかったのですが、ここ数年、日本人の銀行口座開設自体は可能としていながらも、日本から郵送やインターネットなどの「遠隔操作」により口座開設を受け付けている国の銀行はかなり減りました。

しかし日本にいながらにして、郵送やネットなどにて口座開設できる海外銀行も全く存在していないわけではありませんので、こちらに関しては次の「海外FXにおすすめの銀行口座」の項にて詳細をご説明しますので、ご参照くださいませ。

■海外銀行口座にあるお金への税金はどうなる?

海外銀行口座を開設し無事に資金を預けるに際し、心配にになるのは「税金面」ですね。

日本の税金面はともかくですが、正直この辺りは「お国事情による」とお考え下さい。

日本在住の方が海外の銀行口座を開設するのに人気の都市が香港とシンガポールの金融機関です。

これらは非居住の外国人であっても口座維持をするのに税金がかからないためです。

もちろんそれ以外の国でも同じ税制措置を取っている国も多くありますので、銀行口座開設を検討されている国の税制措置を事前に調べる必要があります。

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■海外FX出金にお薦めの国の銀行口座は?

海外FXにお薦めの銀行口座お薦めのポイントは以下となります。

・US$での資産保有がメインの国
・口座開設のための税制措置がフリー
・外貨両替の手数料が安い国

海外FXではもちろん様々な外国為替通貨をトレードで取り扱いますので、ご自身の取引状況に合わせて、後にその利益が大幅に出た通貨の国での口座開設を検討されても良いと思いますが、まず海外に口座開設をする第一段階としては「US$建て」での資産保有ができる国、都市の口座を開設する方が無難といえます。

この事から考えますと、おのずとお薦めの口座開設を推奨する国は以下の国・都市での口座開設をおすすめといえます。

・アメリカ

アメリカは厳密にいうと「非課税」の国というわけではありませんが、非居住者に対しては、税金を課してくることはほとんどありません。ではアメリカはなぜ「タックスヘイブン」(非課税国)とされないのか?ですが、結論からいうとある一定相当額の大きな金額の金が米国内で動く場合は、居住者が非居住者になりすまして税逃れをしようとするような人も多く存在するため、後々米国当局から面倒なチェックを受ける対象にあるであろう可能性は否定できません。メリットとしては、シティバンク、三菱UFJの米国支店など日本語での対応の充実サポートをしている金融機関も多くあるため、日本人の方には口座維持、開設が容易であることがお薦めの理由です。

・カンボジア・フィリピン

カンボジアはご存じの通り、現在最もその経済成長率が見込めるアジアの注目都市です。

一応現地通貨はあるものの、国内でもUS$が普通に流通しているためUS$での資産保有に適している国と言えます。

フィリピンも国内流通こそしていませんが、US$の保有しやすい国で日本からの外貨獲得に積極的な国と言えます。

このどちらも現地に出向かずとも、「郵送にて銀行口座開設が可能」とされており、また経済伸び率とともに金利の配当の高沸が期待できるのも魅力の1つです。

・香港・シンガポール

ご存じアジアの金融都市のメインがこの2都市です。

上記3点の全てを満たしているのがこの2都市と言っても良いでしょう。

税制措置がフリーであり、また外貨→日本円、日本円→外貨への両替手数料も安価で、特に香港は「US$とのペグ制」を採用しているため、帆香港ドルの保有はUSドルを保有しているのとほぼ同等と考えることができ、日本人へのサポートも充実しています。

■海外銀行口座の開設手順と体験談

海外銀行口座へ口座を開設するメリットがお分かり頂けたところで、ここでは口座開設手順を詳しくお話していきます。

ここでは、日本在住の海外FX、または海外不動産投資などを行っている皆様に人気の香港の銀行を例に、実際に私が行った香港の銀行口座を例にご説明いたします。

その開設した口座は、香港No.1の銀行である「恒生銀行(ハンセンバンク)」です。

・銀行口座開設のための事前準備と必要書類

香港NO.1, No.2の地位を占めるメジャーな金融機関といえば、この「恒生銀行」あるいは「香港銀行(HSBC)」になります。

どちらも口座開設は簡単ですが、これらは遠隔操作での口座開設が不可能で、開設の際は残念ながら休日か合間を見つけて香港まで自ら出向いていただく必要があります。

・休日を取得し香港への渡航準備

要するに事前準備としては、休日を取る、香港へのエアーチケットを手配し往復することになります。

しかし、現在はLCCなど香港と日本を往復する線は頻繁に格安で出ていますので、幸いそう大層なことではない時代になりました。

また開設のためだけであれば朝一番の出発便にのり、最終便で香港から戻ることも可能ですので、副業の方は有給を取るまたは、1日会社を風邪でお休みしたことにすれば余裕で実現が可能となります。

金融機関は土日は基本的に休みですので平日の渡航をお薦めしますが、香港の銀行は土曜日も現地時間13:00までは窓口が開いていますので物理的には土曜日でも可能ですが、日本から早朝で向かってもバタバタしますから、考えない方がよいでしょう。

・銀行口座開設のための必要書類

・パスポート
・SMSが受領できる香港で使える携帯番号

香港の銀行口座開設の為に必要な物は本当にこれだけです。

早い話「パスポートがあれば誰でも」と言って良いです。

香港で使える現地の携帯電話番号は最悪無かったら必須ではありませんが、用意しておくに越したことはありません。

日本も同じですが、金融機関は「いざという時の連絡先」をなるべくたくさん欲しがります。

またインターネットバンクをお考えであればSMSを受け取ったりするのに必要となることもありますので、現地での携帯電話番号は用意しておく方が円滑に進むことは多いでしょう。

香港の携帯番号は現在日本でお使いのスマートフォンがSIMフリーでしたら、香港の番号のSIMカードを新たに現地で購入できますので、とても簡単ですが、そうでない場合は今後のためにも安いSIMフリー端末を用意された方がよいでしょう。

■海外銀行口座開設の手順

それではここから銀行窓口に実際に訪問された際の具体的な手順をご説明します。

1. 銀行入口の案内係に「オープンアカウント」と伝え、番号札をもらう

上記を準備し、まず銀行のエントランス(受付入口)に行って案内係に「OPEN ACCOUNTオープンアカウント!」と伝えます。

すると受付担当者が「Do you have a passport?」(パスポートはお持ちですか?)と聞いてきますので、ある旨を伝え、「Saveing account or checking accout? 」と聞いてきます。

これは普通預金か当座預金か?を尋ねており、→「Saving account普通預金」と答えましたらOKです。

あとは待ち時間の番号札をもらって順番をまちましょう。

香港の銀行でのやり取りはすべて英語または広東語で行われますが、正直香港の銀行は外国人に慣れていますので、言語なんか大して必要でありませんのでどうぞご安心くださいませ。

2 順番がきたら必要書類に個人情報・必要事項を記入

順番が回ってきたら指定のカウンターに行き、必要書類の記入になります。英語ですべて記入します。

主な記載情報は以下です。

・ご自身のフルネーム(ローマ字)
・生年月日(西暦で)
・日本の住所、
・メールアドレス
・携帯番号(あれば香港と日本両方)
・口座開設目的
・単独名義か共同名義か
・口座取引限度額
・パスワードの設定(*)

基本情報のところは問題ないと思いますので、注意が必要な個所のみ解説いたしますね。

・口座開設目的

こちらは「FX trading」(FX取引)と言ってしまっても問題ありませんが、どちらかといえば「Stock trading」(株取引)と回答した方が印象が良いでしょう。

特に深い意味があるわけではないのですが香港は金融収益でほとんど成り立っている社会ですので、株を取引きする人の方が金融機関からより良い印象を持たれることは間違いなく、上客だと思われれば、いろいろな現地の金融情報を送ってきてくれたりもしますので、この辺りのサジ加減はうまくやるべきです。

・単独名義か共同名義か

これは聞いてくることと聞いてこないことがあります。

本来一番安心できるのは香港在住者にどなたか信頼できる知人がおられ、その方と共同名義で口座を維持する方がより信用が上がりますので、該当される方がおられればその方と共同名義にする場合に使用します。

誰もいなければ無しで問題ありません。

・口座取引額の目安

こちらも一定の目安となる取引限度額を聞いてくる場合そうでな場合が金融機関によって異なります。

だいたい月間いくらぐらいの額が口座で動くのかを確認してくることがあります。

また、ネットバンクを同時に申し込む場合は、ネットバンクの取引限度額を自身で設定できる金融機関と銀行側が決める場合とありますので、こちらは自身の予定額を香港ドル建てで回答しましょう。

・パスワードの設定(*)

香港の銀行では、近年セキュリティ強化のためにSMSで後ほどネットバングのパスワードを設定してくださいという金融機関は多いため、カードの暗証番号はその場で記入、ネットバングのパスワード設定はその場で自身で記入できる場合とSMSで送信してくる場合、申し込み金融機関によって異なります。

3.初回入金金額を預け、キャッシュカードと書類の控えをもらって終了

初回の入金金額はいくらかを香港ドルで入金します。香港の銀行では、口座開設と同時にキャッシュカードをその場で発行してくれます。

郵送で何かを受け取る必要はありません。

ただ金融機関によっては、「口座維持費」を取るところがありますので注意してください。

恒生銀行の場合は、毎月の残高が当時でHK$5,000を割らなければ無料でしたが、この基準は金融機関によってすべて異なります。

この辺りの説明は言語がわからなくても、紙に書いてくれたりで担当者も説明してくれますので、どうしても不安な場合はスマホの翻訳機などで翻訳してもらいましょう。

・海外の銀行で口座を開く時に注意すべきこと

海外の銀行で口座を開く際、注意するべきは、前述しましたように「口座の維持にかかる費用」を常に気にしておくことです。

必要最低限の口座残高または口座維持費用を要求してくる金融機関もありますので、仮に使わなくなったからといってそのまま放置してますと、ある日必要になった際に「勝手に口座がクローズされていた」ということになりますので、この点だけは注意してください。

■海外銀行口座から、海外FX口座への入金方法

それでは上記で無事に海外銀行口座を取得したところで、具体的に海外FXにてこの口座を入金・出金に使う場合の手順をご説明します。

1.海外銀行口座→海外FX口座へ入金操作をする場合

香港、シンガポールなど前述で例に挙げさせて頂いた国の銀行口座のキャッシュカードにはほとんど「VISAブランドロゴ」及びカードの裏面に「Cirrus サーラスロゴ」が付帯しています。

これらは世界中の金融機関のATM、加盟店で使用できる世界共通とも言える決済ブランドですので、このキャッシュカードに入金した残高を使って、海外FX口座へ資金をチャージすることが可能となります。

日本でいうところの「デビットカード」と同じような感覚で使ってください。

お使いの海外FX業者によりますが、大抵の場合入金操作の画面は以下の画像のようになっていますので、こちらでVISA、無い場合はCirrus,あるいは香港の場合「UnionPayユニオンぺイ」が付帯する場合もありますので、このブランドが付帯している場合は、ユニオンペイで送金することも可能です。

海外FXから海外銀行口座への入出金

もし上記ブランドに該当しない場合は、「Bank Wire Transfer」(銀行送金)を選択し、口座へ送金手続きにてチャージすることになります。

この「送金タブ」をクリックすると、FX業者の取引銀行口座情報が出てきますので、新しく開設した銀行口座をネット口座などを使ってこのFX業者の口座へ送金操作をしましょう。

主な情報は以下を入力してください。

・受取人名
・受取人住所
・銀行名
・受取先銀行の住所
・SWIFTコード(金融機関コードにあたります)
・口座番号(IBAN)

もし特定の海外FX業者がお決まりで、ずっとここを使い続けるようでしたら、このFX業者と同国の銀行口座を持つと資金移動も簡単で都度の手数料が安く済み、取引も円滑に行いやすくなりますのでそういった基準で銀行口座開設を選ぶのもアリです。

2. 海外FX取引から配当を受領(出金)操作をする場合

では、今度は反対に出金の際を簡単にご説明します。

現状FX取引を始めている方は、早速お持ちの海外取引のFX出金対象口座の変更、または取引をされている海外FX業者によっては複数の出金方法を登録できる業者も存在しますのでその場合は、この新たに開設した 口座情報をネット上で行いましょう。

もしこれから海外FXのお取引を始められる方は、この開設された海外口座を該当のFXアカウントの資金の出金先登録情報にこの新たな口座情報を登録しましょう。

手順はまったく日本の銀行口座を登録した際と同様になり、主に以下情報を登録します。

・登録する銀行口座該当の国(例;香港ならHongKongを選択)
・金融機関名 検索または入力
・金融機関コード
・支店コード
・口座番号

■まとめ

いかがでしたか?

今回は海外Xの取引に役立つ「海外銀行口座」の開設について徹底検証してみました。

わかってしまえば意外に簡単だと感じるはずです。

海外FXをせっかく始めるのなら、これを機に日本のみならず海外でグローバルに資産形成のきっかけにされてみるのもいいと思います。

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