海外FXのチャート確認やチャートソフト設定方法

海外FXチャート

海外FX業者が提供するチャートソフトは、ほとんどが既成のシェアウエアの方式とるソフトウエアを利用しています。

これは海外FX業者のビジネスの考え方が、国内業者とはかなり異なるところから出発しているものですが、FXをネットビジネスとしてできるだけ少ない人数のオペレーションコストで運用していくために、国内の店頭FX業者のように60社以上ある競合の選択肢の中で選ばれるために、差別化ポイントとしてトレードツールやチャートソフトを自前で開発する発想がまったくない点が挙げられます。

社内にディーリングデスクを置いて、顧客の売買と反対売買をするといった手間のかかることも一切行っておらず、NDDで最大の能力を発揮する売買ツールを選択しているというが実情になるのです。

したがって海外業者が提供するチャートソフト(トレードツール)は非常にその数が限られます。

ここでは、そんな海外FXのチャートソフトについてご紹介していくことにします。

■海外FXで活用できるチャートソフト

MT4

MT4

MT4は海外ではもっとも多くの業者に利用されているシェアウエアで、もともとロシア、現在キプロスに本拠地を置くMetaQuotes社が開発したものとなっています。

MT4はFXのみならず、欧州では株式取引よりも人気の高いCFD取引のためのチャートソフトとして導入されていることから、世界規模では実に600社以上、4000万人以上が利用しているソフトウエアになっているのです。

MT4イメージ画像

それだけに後からカスタマイジングできるインジケーター類や、EAなども非常に豊富で利用者が多いことがメリットを大きく増やすことになっている点が大きな特徴といえます。

通常の海外FX業者が提供しているMT4は標準のもので各社ともほとんど変わりませんが、市場に出回っているインジケーターを利用すればあらゆるチャートを表示させることができることから、自分好みのチャートを表示させて取引きしたいトレーダーにはきわめて人気の高いソフトとなっているのです。

海外FXのMT4とは?【使い方や設定】

cTrader

cTrader

cTraderはFX取引の標準プラットフォームとしてUK,ロンドンに本拠地を置くSpotware System Ltdが開発したもので、現在世界でほぼ20社程度のFXブローカーに利用されています。

UK発のソフトですからEU圏での顧客を意識した海外FX業者に導入される傾向が強くなっていますが、MT4が圧倒的な人気となっていることから導入勝者でもMT4と並行して利用できるようにしているところが多いのが特徴といえます。

cTraderイメージ画像

cTraderはウインドウズアプリケーション向けのほかに、HTML5に対応したソフトも提供しており、モバイルプラットフォーム向けのソフトも実装しており、使い勝手は意外なほど高いソフトになっています。

このソフトはもともとECNと呼ばれる電子取引所の取引を前提として開発されているため、ECN口座専用に利用できるようにしている業者がほとんどの状況となっています。

国内ではECNという形の取引はほぼ存在していませんからcTraderがまったく導入されないのもよくわかる状況といえます。

国内から利用できる業者としてはAXIORY、FXPRO、IC MarketsなどがあげられますがMT4と比べるとなかなかその数は増えない状況で、しかもECN口座を開かないと利用できないことからまだまだ馴染みのないソフトになってしまっているのが現状です。

海外FXのECN口座ではcTraderが利用可能

MT4とcTraderの比較

MT4とcTraderの比較表

こうしたトレーディングツールの場合、ソフトウエアとしてよくできているだけでなく接続している口座のからみもあるため、必ずしもソフトウエアだけに優位性があるとは言えない部分もありますが、この二つをあえて比較してみますと次のようになります。

操作性やインターフェースという視点で見た場合cTraderはFX専用で後発ソフトであるだけによくできているといえそうです。

またECN専用ソフトであることから板情報が確認でき、約定力もECNとの接続であることから高いため評判は高くなっています。

ただ、ひとつMT4と決定的に違うのはMT4で相当数が流通しているEAと呼ばれる戦略ソフトでcTraderもcBotと呼ばれるソフトをインストールして自動売買が可能ですが、C#言語での作成が必須であることから開発者が少なく、しかもプラットフォーム導入が限られていることからほとんど新しいソフトが供給されない状況で、自動売買には向かないのが現状となっています。

■海外FXのMT4でチャートを見るときの注意点

それでは、もっとも海外FXで普及している標準チャートソフトであるMT4を利用するときに、注意すべき点について触れておくことにします。

①時間表示に気をつけること

ひとつ気をつけなくてはならないのは時間設定の問題です。

実際にMT4を利用した場合に、チャート上の時間を細かくチェックするトレーダーはほとんどいないと思いますが、実は海外FX業者が設定しているほとんどニューヨーク時間が標準設定されています。

実は見た目の時間を日本時間に変更するインジケーターが出されていますが、もともとのGMT設定は業者により固定されていますので、ユーザーでは変更させることができないのが実情です。

主要な業者の時間設定は以下のようになります。

主要海外FX業者の時間設定

ニューヨーク時間(冬時間GMT+2、夏時間GMT+3)で設定しているのはXMをはじめほとんどの主要な海外FX業者はニューヨークタイムで設定していることがわかります。

これはニューヨーク終了時にスワップが付与されるため業者にとっても便利であることが大きな理由といえそうです。

面白いのはなぜかLAND-FXのみ全く異なる時間設定をしていることですが、こうした業者も存在しますので注意が必要です。

この時間設定が国内と違う問題は通常普通に使っているときにはあまり

問題を感じませんが、実はニューヨーク時間をいじってしまいますと、5日しか稼働していないので一週間に日足は5本しか出ないはずが、6本になってしまうというので、できるかぎりそのままいじらないようにするのが得策といえます。

②EAを導入するときにはその時間設定との調整も必要

この時間設定の問題はEAをインストールした時にも同様のことが起きてしまいます。

多くの海外で出回っているEAはニューヨーク時間で作られていますので、そのまま使って問題はないのですが、国産のEAを利用した場合には海外業者のMT4と設定が異なることから一週間に日足6本という問題が生じてしまい、とくに日足ベースで売買シグナルが働くようなEAのソフトウエア設定になっている場合には微妙にずれが出てうまく売買できないという問題も起きるのです。

■海外FXトレードのチャートの見方

チャートの時間設定などと異なり、ユーザーの好みでいかようにでも設定できるのがチャートの表示になります。

日本人投資家には必須のアイテムになっているローソク足からティックチャートに至るまでお好きなように設定できるのがMT4の魅力でもあります。

ローソク足の表示方法

ローソク足は初期設定では黒の背景に緑色のローソク足が表示されるようになっています。

毎日見慣れますとこれはこれで問題ないような気になりますが、視覚的に納得のいく色に切り替えることはいくらでも可能です。

チャート上でマウスを右クリックし、プロパティを選択しますと色変更ができるようになります。

海外FXでのローソク足の表示方法

海外FXローソク足の表示画面

たとえば背景を白くし、よくあるように上昇は青いローソク足、下落は赤いローソク足でひげは黒が出るように設定すると、以下のようなローソク足に変身させることができます。

ローソク足の表示変更

背景色とローソク足の色を変えただけでも、かなり印象は異なるものになります。

利用者が使いやすい色に設定することが最も好ましい使い方といえます。

第三者が使うものではありませんから、例えば上昇が赤のほうがわかりやすいと思えばそう切り替えても構いませんし、自分でもっとも視覚的に理解しやすいものにするのがお勧めということになります。

チャートにトレンドライン・水平線を引く

チャートにトレンドライン・水平線を引く

水平線を引く場合には、MT4のチャートの上部にある〇で囲んだ水平線を選択し、好きなところに線をマウスを移動させて描いていくことができます。

チャートにトレンドライン・水平線を引く

またトレンドラインを引く場合には、その隣の斜めのスラッシュのアイコンを押すとマウスでトレンドラインを引くことが可能です。

マウスをあてますとある程度のラインが引けますので、あとはそれを調整することで自由にトレンドラインを引くことができます。

消す場合には、またライン上で右クリックすれば、削除を選んですぐに消すことが可能になります。

こうしたチャートへの描画は、比較的直観でいじってもうまくいくものばかりで、細かくマニュアルを読む必要もなく利用できますので、とにかくどんどんいじってみるのがなによりオススメとなります。

リアルなトレードをしているときに余計なことをしてしまいますと、誤発注を引き起こすこともありますので、試してみるときにはできるだけでも口座を利用されるのがよろしいのではないでしょうか。

■まとめとして

海外FXで取引に利用されるチャートソフト(トレードツール)はMT4とcTraderがほとんどの状況になっています。

とくにMT4はCFDの取引きにも使われることから、この業界では標準的なソフトウエアとなっている状況です。

cTraderは後発であることとECN接続専用なので、それなりの使いやすさが評判ですが、普及率が低いことから戦略ソフトが手に入りにくく、やはりMT4を利用するのがもっとも便利であるといえます。

MT4を利用すればチャートの色も自在に設定することができますし、好きなように水平線や垂直線、トレンドラインを引くことも可能ですから、とにかく慣れるまでいろいろと試してみると、自分好みのチャートとして保存して利用していくことが可能になります。

国内の店頭FX業者が提供するチャートも高機能で便利ですが、カスタマイジングができるという点ではMT4に勝るものがない状況で、国内外で多くのファンを持っているのがこのチャートソフトなのです。

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